1902年(明治35年)の6月8日、フランスの気象学者テスラン・ド・ボール(1855~1913)によって成層圏が発見されたそうです。
成層圏とは、1万m以上の上空で気温が一定していて気象の変化がなく、約50kmの厚さで地球を取り巻いている大気の層のことです。
この成層圏の高度20km程度の場所に情報通信機材等を搭載した無人の飛行船等を滞空させ、全国どこでも超高速インターネットやマルチメディア移動通信を利用可能とするもののことを「成層圏プラットフォーム(HAPS:ハップス)」と言います。
このHAPSは今まで通信が難しかった上空・海上エリアや、通信が遮断された災害エリア、あるいは人が密集するイベント等の過密エリアなどの通信確保に期待が寄せられています。
日本ではソフトバンクやNTTドコモが、非常に近い将来の実現に向けて、他各社と研究開発を進めています。
日本ではソフトバンクやNTTドコモが、非常に近い将来の実現に向けて、他各社と研究開発を進めています。
各企業のHAPSの取り組み