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皆さんは「ウェルビーイング」という言葉をご存じですか?
「ウェルビーイング」(well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念で、「幸福」と翻訳されることも多い言葉です。
世界保健機関(WHO)憲章の前文では、「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあることをいいます(日本WHO協会:訳)」とされています。
似た言葉で「ウェルフェア」がありますが、こちらは「福利厚生」と訳されることが多いようです。
どちらも働く人の健康や働き甲斐を向上させることに役立つものですが、「ウェルフェア」は制度や仕組みのことをさし、「ウェルビーイング」は「目指す目的」となるでしょう。
自分の周りで働く人たちが、「ウェルビーイング」な状態で過ごすことができればストレスもなく、良好な状態で仕事ができ、それによって組織も強くなっていくのではないでしょうか。
では、ウェルビーイングな状態を作るためには自分はどうすればよいのでしょう。
 
ウェルビーイングの5つの要素-PERMA理論
ポジティブな感情(Positive emotion)
集中・没頭できること(Engagement)
他者との良好な関係(Relationship)
生きる意味・意義を知る(Meaning)
達成感(Accomplishment)
上記の英語の頭文字をとってPERMA理論と呼ばれている定義があります。
この5つの要素を考え仕事をする現場の環境を整えていくことで「ウェルビーイング」な状態を作れるのではないでしょうか。
言われたことだけをこなしている毎日では、自分からの働きかけはないので、ポジティブか感情にはならないでしょうし、集中・没頭して仕事をこなそうとも思わないでしょう。
他所とのコミュニケーションがうまくいかなければ、長い時間を過ごす仕事の現場も面白くないでしょう。
自分からのめり込むような仕事でなければ達成感も味わいにくいでしょう。
 
世界の幸福度ランキングで日本は47位です。
「働き方改革」などがこれまで叫ばれてきていますが、実際に「幸福だ」と感じている人が少ないということではないでしょうか。
経営者・組織が「ウェルビーイング」の実践に注力することが大切だと思いますが、まずは自分がポジティブでいるためには何をすればよいのか?
隣に座っている人がポジティブでいるためには、自分がどう協力すればよいのか?
考えてみてはいかがでしょう。